③夏と冬でバッテリーの持ちが全然違う(冬のエアコンは電力バカ食い)(ZAA-ZE0)

③夏と冬でバッテリーの持ちが全然違う(冬のエアコンは電力バカ食い)

EV(電気自動車)とガソリン車の最大の違い!
「モーター」と「エンジン」の動力に違いがあれば、
当然それらをそれを動かすエネルギー(燃料)も大きく違います。
エンジン車では、お馴染みのディーゼル、ガソリンの燃料をタンクに給油していますが、
EVは、「リチウムイオン電池」という大容量バッテリーに電気を充電し、
この蓄えた電気でモーターを動かします。

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リチウムイオン電池の特性

リチウムイオン電池の特性はいくつかありますが、
一般的にもよくあげられている、
代表的なものをいくつか説明しますと
⑴軽量・コンパクトかつ大容量さらに長寿命
⑵メモリー効果が起きない
⑶過放電及び満充電の継続による性能の劣化
⑷温度環境により性能が著しく影響を受ける
等があり
⑴⑵がメリット
⑶⑷がデメリットと言われています。

⑴軽量・コンパクトかつ大容量でさらに長寿命

リチウムイオンバッテリーは、
鉛酸バッテリーやニッケル水素バッテリーと比べてエネルギー密度が高く、
同じ量の電気を蓄えるのであれば、バッテリーを小さくすることができます。
バッテリー自体がコンパクト化されることで、必然的に軽量化も実現できます。
さらに、
充放電を繰り返す電池の中は、その寿命は圧倒的のようで、
今では、ノートPCやスマホ、モバイルバッテリー等々
様々な電子機器に使用されています。

⑵メモリー効果が起きない

メモリー効果とは、
電池に充電された電力を使い切らないうちに何度も浅い充電を繰り返すことで、
「最大容量が小さく記録」される現象が発生し、電池の見掛け容量が小さくなること。
リチウムイオン電池が現れるまでは、
ニッケルカドミウム電池やニッケル水素電池が出回っていましたが、
メモリー効果の影響が大きく、
過放電にならないようにある程度放電を行う使い方が良いとされていました。

⑶過放電及び満充電の継続による性能の劣化

過放電
リチウムイオン電池だけではなく、電池にとって過放電(完全放電)は良くありません。
電池の残量がなくなり、放電した電池を継続利用すると、最低限必要な電圧を下回る「深放電状態」となり、セルの劣化が著しく進行し回復不能となることも。
過剰に放電された電池は破損状態となり再度充電するのは難く、
再起不能となる可能性も大いにあるため、放電のし過ぎには注意が必要。
満充電の保持
電池残量が、多くとも半分程度の状態で販売されているのに
気付いた方もいると思います。
リチウムイオン電池では
電池を長時間保存する場合、
満充電状態が継続していると劣化につながります。

⑷温度環境により性能が著しく影響を受ける

高温環境での利用・保管による劣化
リチウムイオン電池は、周囲温度25℃を基準にしています。
そして、この温度は高すぎても、低すぎても、性能に大きく影響します。
特に、リチウムイオン電池の最高許容周囲温度は「45℃」と規定されており、
高温環境下での劣化は、回復不可能なものです。
低温下での性能低下
高温時のような、劣化とまではいきませんが、
冬の時期など、温度が著しく低い場合、
電池の性能が一時的に落ちる(充電容量が小さくなった状況になる)場合があります。

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冬のバッテリーの持ちが著しく悪い

バッテリーの特性などの前置きが長くなりましたが…
冬のリーフはとにかくバッテリーの持ちが悪い!
ただでさえ航続距離が短いにもかかわらず、

暖房の消費電力が半端ない

初代のリーフに関しては特に、
エアコン(暖房)のヒーターがPTC ヒーター(いわ ゆる ふつうのヒーターの熱でお湯を沸かし暖房を行うというものなので、お湯をわか すのに電気を使い非常に効率が悪く、電費が著しく悪化します。
マイナーチェンジ後は、そのシステムも改良されてとは言いますが、実施にどれほど 差があるかは実証できておりません。
悪しからず。

充電時間が長くかかる

⑷で述べた電池の特性上、冬電気を消費しがちな時期に限って充電時間が長くかかる
実際にどのような体感になるかと言いますと。
その他のシーズンに、30分間の充電で
25%から75%程度まで充電できていたものが
55%程までしか充電しない…
という現象が起きます。
※充電器のスペック(20kw充電器か44kw充電器か)にもよりますが、
一時的に性能が低下するのは、実体験からも事実です。

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冬を越せた時、初めて本当のユーザーになれる

リーフを購入して失敗したと語る人々の多くの不満は、この冬に爆発する。
私の周囲でもよく見たパターン、
試乗までして、これならば許容範囲だと満を持して購入した。
しかし、
冬に電費が悪くなる。航続距離も短くなる。
分かってはいたはずだが、
その想定を上回るほどの、ディーラーに苦情を言いたくなるほど
その性能に違いがでるのです。
この、スペックダウンとも呼べるような、あからさまな状況を
共に乗り越えた後に、
あなたは真のリーフユーザーという称号を得られるのである。

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